対面では自然なのに、画面だと顔色が悪く見える...。そんな経験はありませんか? オンライン会議のメイクには、対面とは違うアプローチが必要です。カメラのレンズは人の目とは違う光の拾い方をするので、それに合わせたメイクを組む必要がありますね。撮影の現場で培ったテクニックを、日常のオンライン会議用にアレンジしてお伝えします。
カメラ越しメイクの基本を知る
まず、カメラが顔をどう映すかを理解しましょう。
- 色が飛びやすい:チークやリップの色味が対面より薄く見える
- 立体感がなくなる:画面では顔がフラットに映りやすい
- 肌の質感が強調される:テカリ・毛穴が目立ちやすい
- 照明の影響が大きい:逆光だと顔が暗く、蛍光灯だと青白く見える
ステップ1:ベースメイクは「セミマット+ハイライト」
画面映えするベースメイクの鉄則はテカリを抑えつつ、立体感を出すことです。
下地選び
ピンク系の色補正下地がおすすめ。蛍光灯の青白さを打ち消して、健康的な血色感を仕込めます。化粧下地は肌色補正タイプを選びましょう。
ファンデーション
ファンデーションはセミマットに仕上がるリキッドタイプを。ツヤが強すぎると画面で「テカり」に見えてしまいます。薄く均一に伸ばすのがポイントですね。
ハイライトで立体感をプラス
画面で失われる立体感を補うために、鼻筋・Cゾーン・あご先にハイライトを入れましょう。ただし、パール感は控えめなものを。ギラギラしたハイライトは画面で光りすぎます。
ステップ2:ポイントメイクは「1.3倍」が目安
対面メイクの1.3倍の濃さが、画面越しでちょうど良く見える目安ですね。
アイメイク
アイシャドウは中間色をしっかり入れて、目元の陰影を強調しましょう。画面では目の印象が薄くなりがちです。
- アイシャドウ:ベージュ〜ブラウンのグラデーションを普段より深めに
- アイライン:目尻だけでもしっかり引く。茶色がナチュラル
- マスカラ:上まつげだけでもカール+マスカラを。目力アップに効果的
チーク
チークは普段よりやや濃いめ・やや広めに入れるのがコツ。画面上ではチークが飛びやすいので、「ちょっと濃いかな?」くらいが正解です。コーラルピンクが画面映えしやすいですね。
リップ
リップは発色の良いカラーを選びましょう。シアーなリップだと画面では存在感がなくなります。ローズピンク〜コーラル系がおすすめです。
ステップ3:眉は「やや太め・やや濃いめ」
眉も画面では薄く見えます。普段より0.5mm太く、1トーン濃く描くと、画面越しでもしっかりした印象になりますね。アイブロウはパウダーとペンシルの併用で立体感を出しましょう。
環境設定も「メイクの一部」
プロの撮影現場では、メイクと照明はセットで考えます。自宅のオンライン会議でも同じですね。
- 照明は正面から:リングライトがなくても、デスクライトを顔の正面に置くだけで違う
- 背景は明るすぎない:背景が白すぎると顔が暗く映る
- カメラ位置は目線の高さ:下からのアングルは二重あご+鼻の穴が見えてNG
現場では照明1つで人の印象がガラッと変わります。自宅でも窓の光(自然光)を正面に受ける位置に座るだけで、肌がきれいに見えますよ。
時間がないときの3分メイク
急なオンライン会議の場合は、この3つだけでOKです。
- 色付き下地:肌のトーンを整える(30秒)
- 眉:パウダーでさっと描く(1分)
- リップ:発色の良いカラーを塗る(30秒)
残り1分でチークを入れれば、画面映えするミニマムメイクの完成ですね。
よくある質問
Q. バーチャル背景を使うとメイクの見え方は変わりますか?
A. バーチャル背景は輪郭がぼやけやすいので、チークとシェーディングで輪郭を強調すると効果的です。特に髪と背景の境界が曖昧になるので、フェイスラインを意識しましょう。
Q. メガネをかけている場合のコツは?
A. メガネメイクのコツの記事で詳しく解説していますが、レンズの反射でアイメイクが見えにくくなるので、アイシャドウの色をさらに1段階深くするのがポイントです。
まとめ
オンライン会議のメイクは「対面の1.3倍」が合言葉です。色味は濃いめ、立体感はハイライトで補う。この2つを意識するだけで、画面映えが格段に変わりますね。照明の工夫と合わせて、オンラインでも自信の持てるメイクを目指しましょう。
えりのプロTips
撮影の時はモニターで自分の顔をチェックしながらメイクを調整します。オンライン会議でも同じことができますよね。会議前にZoomやTeamsのプレビュー画面で自分の顔を確認して、色味が足りなければリップやチークを足す。この「画面チェック」の習慣をつけるだけで、映り方が全然変わりますよ。