旅行のメイクポーチ、つい入れすぎていませんか? 出張や海外ロケで身軽に動くことが多い私は、メイクポーチの軽量化をとことん追求してきました。年間200人のメイクを担当するプロの立場から、「これだけあれば大丈夫」というミニマルなポーチの中身をお伝えしますね。
ミニマルメイクの考え方
旅行メイクのコツは「多機能アイテムで数を減らす」こと。1アイテム=1機能ではなく、1アイテム=2〜3役をこなせるものを選びましょう。
3つのルール
- マルチユースアイテムを選ぶ:リップ兼チーク、アイブロウ兼ノーズシャドウなど
- ミニサイズ・トラベルサイズを活用:フルサイズは持っていかない
- 「なくても困らない」ものは省く:アイシャドウパレットの全色は不要
必須アイテム7選
どんな旅行でもこの7つがあれば、きちんとメイクできます。
1. 日焼け止め兼下地
SPF入りの化粧下地で1本2役。UVカット+肌色補正ができるトーンアップ下地がベストですね。
2. クッションファンデーション or BBクリーム
ファンデーションはコンパクトタイプが旅行向き。クッションファンデなら鏡・パフ付きで、お直しにも使えて便利です。
3. コンシーラースティック
クマ・シミ・ニキビのカバーに。スティックタイプなら液漏れの心配もなく、ポーチに入れやすいですね。
4. マルチバーム(リップ&チーク兼用)
これが旅行メイクの最重要アイテム。リップにもチークにも使えるマルチバームが1つあれば、それだけで顔に血色感と統一感が出ます。
5. アイブロウペンシル
眉は顔の印象を左右する最重要パーツ。眉だけは省略できません。繰り出し式のペンシルタイプが旅行向きですね。
6. マスカラ
目力アップに欠かせません。旅行にはウォータープルーフのミニサイズがおすすめ。
7. フェイスパウダー(プレストタイプ)
テカリ防止+メイク直しに。ルースパウダーは粉が飛び散るので、旅行にはプレストパウダーを。
泊数別パッキングガイド
| アイテム | 日帰り〜1泊 | 2〜3泊 | 4泊以上 |
|---|---|---|---|
| 日焼け止め兼下地 | ミニサイズ | ミニサイズ | 通常サイズ |
| ファンデーション | クッション | クッション | クッション+リキッド小 |
| コンシーラー | スティック | スティック | スティック |
| マルチバーム | 1色 | 1色 | 2色 |
| アイブロウ | ペンシルのみ | ペンシル+パウダー | ペンシル+パウダー |
| マスカラ | ミニサイズ | ミニサイズ | ミニサイズ |
| パウダー | プレスト | プレスト | プレスト |
| アイシャドウ | なしでOK | 2色パレット | 4色パレット |
| アイライナー | なしでOK | ペンシル1本 | ペンシル1本 |
| クレンジング | シート | シート+ミニボトル | ミニボトル |
おすすめマルチユースの組み合わせ
プロの現場でも、荷物を減らしたいロケではマルチユースアイテムを活用しますね。
リップ&チーク兼用バーム
これ1つで唇と頬の両方に使えます。クリームテクスチャーなので指でなじませるだけ。色選びのポイントは自分の唇の色に近いピンク〜コーラル。自然になじみます。
アイブロウ兼ノーズシャドウ
アイブロウパウダーの薄い色をノーズシャドウにも使えます。パレットタイプなら1つで2役ですね。
コンシーラー兼アイシャドウベース
コンシーラーをまぶたに薄く伸ばせば、アイシャドウベースの代わりになります。アイシャドウの発色・持ちが良くなりますよ。
パッキングのコツ
- 液体はジップ袋に:漏れ防止。飛行機の手荷物検査もスムーズ
- パレットは1つにまとめる:バラバラに持つよりコンパクト
- ブラシは最小限:パウダーブラシ+リップブラシの2本で十分
- コットンは圧縮タイプ:水で膨らむ圧縮コットンが省スペース
海外ロケの時は、メイク道具を飛行機の手荷物に全て収める必要がある場合も。そんな時に磨かれるのが「ミニマルメイク力」です。必要なものだけを見極める力は、普段のメイクにも活きてきますね。
旅先での時短メイク手順(5分)
- 日焼け止め兼下地を全顔に(30秒)
- クッションファンデをポンポンと(1分)
- コンシーラーで気になる部分だけカバー(30秒)
- 眉をペンシルで描く(1分)
- マルチバームを唇と頬に(30秒)
- マスカラをさっと塗る(30秒)
- パウダーでTゾーンを押さえる(30秒)
この手順なら5分できちんとしたメイクが完成します。旅先ではメイクの時間を減らして、その分観光を楽しみましょう。
よくある質問
Q. 旅行用にミニサイズのコスメを買うべきですか?
A. よく使うアイテムはトラベルサイズを持っておくと便利ですね。ただ、小さいボトルに詰め替えるのもアリです。100均のトラベルボトルが使えますよ。
Q. 海外旅行で気をつけることは?
A. 飛行機の手荷物に液体を入れる場合は100ml以下の容器でジップ袋に入れるルールがあります。パウダー系・スティック系は制限がないので、固形タイプのコスメが海外旅行向きですね。
まとめ
旅行メイクポーチのコツは「マルチユース」「ミニサイズ」「固形タイプ」の3つです。必須の7アイテムさえあれば、どこへ行っても困りません。荷物が軽くなると旅の自由度も上がりますね。ミニマルなポーチで身軽に、でもメイクは手を抜かない。そんな旅上手を目指しましょう。
えりのプロTips
海外ロケでは、スーツケースが届かないトラブルもあります。だから手荷物のポーチに「最低限これがあればメイクできる」セットを入れておく癖がつきました。マルチバーム・眉ペンシル・マスカラの3つがあれば、最悪なんとかなります。この「3アイテムで勝負」の精神は、普段のお出かけにも役立ちますよ。