この記事を書いた人:朋子(32歳)
ヘアサロンオーナー兼スタイリスト。サロンで毎日お客さんの髪を触る中で見えてきた「本当に良いヘアオイル」をお伝えします。
サロンで毎日お客さんの髪を触る中で見えてきたことがあります。それは、ヘアオイル1つで髪の印象が驚くほど変わるということ。でも「どれを選べばいいかわからない」「ベタベタするのが苦手」という声も多いんです。今回は髪質別の選び方と、サロンで実践しているケア方法をお伝えしますね。
ヘアオイルの種類
植物性オイル
アルガンオイル、ホホバオイル、椿油など。髪の内部に浸透して補修するのが特徴です。自然由来なので成分にこだわる方にもおすすめ。
鉱物性オイル(シリコン系)
ジメチコン、シクロメチコンなど。髪の表面をコーティングしてツヤを出すのが得意。即効性があり、使った瞬間にサラサラ感を実感できます。
植物性+シリコンのブレンドタイプ
最近のサロン専売品に多いタイプ。補修とコーティングの両方ができるので、わたしのサロンでもこのタイプを一番多く使っています。
髪質別おすすめの選び方
| 髪質 | おすすめオイルタイプ | テクスチャー | 避けたいもの |
|---|---|---|---|
| 細毛・軟毛 | 軽めのシリコン系 | サラサラ・さらっと | 重い植物性オイル |
| 太毛・硬毛 | 植物性オイル | しっとり・重め | 軽すぎるもの |
| くせ毛 | 植物性ブレンド | しっとり〜中間 | 軽すぎるもの |
| ダメージ毛 | 植物性+シリコンブレンド | 中間〜しっとり | シリコンだけのもの |
| カラー毛 | 植物性メイン+UV防止 | 中間 | 洗浄力の強いもの |
細毛・軟毛さんの選び方
細毛の方が一番多いお悩みは「オイルでペタンとなる」。これ、使用量と付け方の問題がほとんどなんです。
- テクスチャー:水のようにサラサラなタイプを選ぶ
- 量:1〜2滴で十分。つけすぎが最大のNG
- 付け方:毛先中心に。根元には絶対つけない
太毛・硬毛さんの選び方
太い髪は水分が逃げやすく、パサつきやすい。しっとり重めのオイルでしっかり保湿してあげるのがポイントです。
- テクスチャー:とろみのあるしっとりタイプ
- 量:3〜5滴。髪の長さに合わせて調整
- おすすめ成分:アルガンオイル、マカダミアナッツオイル
ダメージ毛のケア方法
カラーやパーマでダメージを受けた髪には、補修成分入りのヘアオイルがおすすめ。サロンで実践しているケア方法をお伝えしますね。
サロン級ケアを自宅で再現する方法
- タオルドライ後にオイルを塗布:髪が濡れている状態が浸透のベストタイミング
- 手のひらでしっかり伸ばす:指の間にも広げてから、毛先→中間の順で塗る
- コームで均一になじませる:粗めのコームで毛先からとかす
- ドライヤーで乾かす:オイルの熱保護効果で、ドライヤーの熱ダメージを軽減
- 仕上げに1滴追加:完全に乾いた後、毛先に1滴だけ追加でツヤ感アップ
使うタイミングと量の目安
アウトバス(洗い流さない)として
- タオルドライ後、ドライヤー前に2〜3滴
- 朝のスタイリング前に1〜2滴
スタイリング剤として
- 濡れ髪スタイルに2〜3滴
- 束感を出したい時に毛先に少量
週1回のスペシャルケアとして
- シャンプー前にオイルをたっぷり塗布(5〜10滴)
- 蒸しタオルで巻いて10分放置
- その後通常通りシャンプー
このスペシャルケア、サロンで「お家でもやってみて」とお伝えすると、次に来た時に「髪が全然違う!」と感動してくれるお客さんが多いんですよ。
プロ用と市販品の違い
サロン専売のヘアオイルと市販品の一番の違いは補修成分の配合量。サロン専売品はケラチンやCMC(細胞膜複合体)などの補修成分が多く配合されていて、使い続けることで髪の状態が改善していくんです。市販品は即効性のあるシリコンコーティングがメインで、洗うと元に戻りやすい傾向がありますね。
よくある質問
Q. ヘアオイルとヘアミルク、どっちがいい?
A. 乾燥がひどい方はオイル、軽い仕上がりが好みの方はミルクがおすすめ。両方使う場合は「ミルク→オイル」の順番で。
Q. オイルで髪が焼けるって本当?
A. ヘアオイルをつけた状態でヘアアイロンを使うと、オイルが高温になって髪を傷める可能性はあります。アイロン前はヘアオイルではなく、専用の熱保護スプレーを使ってくださいね。
Q. 朝と夜、どちらに使うべき?
A. 両方使うのがベスト。夜はダメージケアとして多めに、朝はスタイリングとして少量が基本です。
まとめ
ヘアオイル選びのポイントは自分の髪質に合ったテクスチャーと成分を選ぶこと。細毛さんはサラサラ系、太毛さんはしっとり系が基本です。シャンプーの成分と合わせて見直せば、サロン帰りのような髪を毎日キープできますよ。頭皮ケアと白髪ケアも気になる方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
朋子のサロンメモ
わたしがお客さんに一番伝えたいのは「タオルドライ後の濡れ髪にオイルをつける」こと。このタイミングが一番浸透が良いんです。乾いた髪につけても表面にしか残らないので、ぜひ濡れ髪のうちにケアしてあげてくださいね。