コスメデコルテのファンデーションは、メイクアップアーティストの間でも評価が高いアイテム。私も現場で何度もお世話になっています。ただ、種類が多くて「どれを選べばいいかわからない」という声もよく聞きます。全種類を使い比べた上で、肌質別のおすすめと色選びのコツをお伝えします。

コスメデコルテのファンデーションの特徴

コスメデコルテ(COSME DECORTE)は、コーセーグループのプレステージブランド。ファンデーションの特徴は「スキンケア発想の処方設計」です。

ブランドとしての強み

  • スキンケア技術の応用:リポソーム美容液で培った浸透技術をファンデーションにも応用。メイクしながらスキンケア効果を実現
  • 素肌のような仕上がり:「塗っている」感が少なく、まるで素肌がきれいな人に見えるような自然な仕上がりを追求
  • 色展開の豊富さ:日本人の肌色を研究した多彩な色展開。微妙なトーンの違いにまで対応
  • 長時間の美しさ:崩れにくさと美しい仕上がりの持続を両立する処方技術

全種類比較

ザ スキン リキッドファンデーション

タイプ:リキッド | 価格帯:6,000〜7,000円前後 | SPF20・PA++

  • 仕上がり:ツヤ〜セミツヤ。みずみずしい素肌感
  • カバー力:中程度。薄づきで自然なカバー
  • 特徴:スキンケア成分を豊富に配合。乾燥を感じにくく、長時間うるおいのあるツヤ肌が続く。コスメデコルテの看板ファンデーション
  • 向いている人:乾燥肌の方、ツヤ肌が好きな方、ナチュラルメイク派
  • 注意点:カバー力重視の方にはやや物足りない。気になる部分はコンシーラーで補いましょう

ゼン ウェア フルイド

タイプ:リキッド | 価格帯:5,500〜6,500円前後 | SPF20・PA++

  • 仕上がり:セミマット。きちんとした印象
  • カバー力:中〜高。毛穴やシミもしっかりカバー
  • 特徴:崩れにくさとカバー力を重視した設計。皮脂をコントロールしながらも乾燥しにくいバランスの良さが魅力
  • 向いている人:混合肌〜脂性肌の方、メイク持ちを重視する方、オフィスメイクに
  • 注意点:乾燥肌の方は保湿系下地と合わせることをおすすめします

トーンパーフェクティング パレット

タイプ:パウダー(パレット) | 価格帯:6,000〜7,000円前後 | SPF15・PA++

  • 仕上がり:セミマット。上品できめ細かい
  • カバー力:中程度。複数色のブレンドで自然なカバー
  • 特徴:5色のパウダーを混ぜて使うユニークなパレット。色を混ぜる比率を変えることで、季節やシーンに合わせた肌色が作れる
  • 向いている人:パウダー派の方、手軽にメイクしたい方、色選びに迷いがちな方
  • 注意点:乾燥肌の方は保湿下地が必須。冬場はリキッドとの併用もおすすめ

ザ スキン パウダーファンデーション

タイプ:パウダー | 価格帯:5,500〜6,500円前後 | SPF18・PA++

  • 仕上がり:マット〜セミマット。きれいな陶器肌
  • カバー力:中〜高。パウダーとは思えないカバー力
  • 特徴:スキンケア成分配合のパウダーファンデーション。パウダーなのに粉っぽくなりにくく、しっとりとした使用感
  • 向いている人:脂性肌の方、テカリが気になる方、お直しを手軽にしたい方
  • 注意点:超乾燥肌の方には不向き。リキッドファンデーションの仕上げパウダーとして使う方法も

肌質別おすすめ

乾燥肌の方

おすすめ:ザ スキン リキッドファンデーション

スキンケア成分たっぷりで、メイク中もうるおいが続きます。保湿系の化粧下地と合わせると、冬場でも乾燥知らず。ツヤ肌に仕上がるので、乾燥によるくすみもカバーできます。

脂性肌の方

おすすめ:ゼン ウェア フルイド

皮脂コントロール力が高く、Tゾーンのテカリを長時間抑えてくれます。セミマットな仕上がりで、テカリではなく「健康的な肌」に見えるのがポイント。皮脂崩れ防止下地と組み合わせると効果倍増です。

混合肌の方

おすすめ:ゼン ウェア フルイド or ザ スキン リキッドファンデーション

Tゾーンのテカリが気になるならゼン ウェア、頬の乾燥が気になるならザ スキンがおすすめ。混合肌の方は下地で使い分けるのも有効です。Tゾーンに皮脂崩れ防止下地、頬に保湿下地を使い、ファンデーションは1種類で統一するとバランスが取りやすいです。

プロの色選びアドバイス

コスメデコルテのファンデーションは色展開が豊富。それだけに迷いやすいですが、ポイントを押さえれば失敗しません。

オークル系の特徴

  • OC(オークル系):黄みと赤みのバランスが取れた標準色。日本人の肌に最もなじみやすい
  • BO(ベージュオークル系):黄み寄り。イエベの方に特におすすめ
  • PO(ピンクオークル系):赤み・ピンク寄り。ブルベの方に相性が良い

色番号の見方

  • 数字が小さいほど明るい(200番台は明るめ、300番台は標準、400番台は暗め)
  • 迷ったら2色試して、首との境目がなくなる方を選ぶのが鉄則

色選びの具体的手順

  1. フェイスラインに2〜3色試し塗り:手の甲ではなく必ず顔で
  2. 自然光で確認:カウンターの照明は色味が変わるため、窓際か入口付近で確認
  3. 時間を置いてなじみを見る:塗った直後より5分後のほうが本来の色が出ます
  4. 首との境目をチェック:境目が目立たない色がベスト

アーティストからのアドバイス

ファンデーションの色は季節で変わります。夏と冬で1トーン変わる方も珍しくありません。可能であれば、夏用と冬用で色違いを持つか、中間のシーズンは2色を混ぜて使うのがプロの技です。

価格比較と賢い買い方

コスメデコルテのファンデーションは本体とケースが別売りのものもあります。初回はケースも必要なため合計金額を確認しましょう。レフィル(中身の詰め替え)だけ購入すればコストを抑えられます。

  • 百貨店カウンター:定価購入だがカウンセリングが受けられる
  • 公式オンラインストア:定価だがポイント還元あり
  • 大手ECサイト:ポイント還元で実質お得になることも

fitcosmeのコスメデコルテ ファンデーション一覧で、各販売店の価格を比較できます。

ファンデーション選びの基本はファンデーション選び方ガイドを、崩れにくさ重視なら崩れないファンデーションランキングもあわせてご覧ください。

まとめ

コスメデコルテのファンデーションは、スキンケア発想の処方と美しい仕上がりが最大の魅力。乾燥肌のツヤ肌仕上げなら「ザ スキン リキッド」、崩れにくさ重視なら「ゼン ウェア フルイド」、パウダー派なら「ザ スキン パウダー」と、肌質に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。色選びに自信がない方は、ぜひ一度カウンターで試してみてください。プロの目で見ても、コスメデコルテの仕上がりの美しさは一級品です。