結論から言うと、100均と高級品のビューティーブレンダーには明確な差があります。わたしはサロンで毎日いろんなスポンジを使いますが、「安いのでいいでしょ?」と持ち込まれたスポンジと、プロ用スポンジでは仕上がりがまるで違うんです。今回は実際に比較検証した結果をお伝えしますね。

ビューティーブレンダー・パフの種類

涙型(ティアドロップ型)

一番ポピュラーな形。先端で細かい部分、底面で広い部分をカバーできる万能タイプ。リキッドファンデーションとの相性が抜群です。

フラット型

片面が平らになっているタイプ。パウダーファンデーションとの相性が良く、均一に塗り広げたいときに便利。

ひょうたん型

くびれがあるので持ちやすく、目元や小鼻まわりに使いやすい形状です。

従来型パフ(丸形フラット)

パウダーファンデーション用の薄いパフ。最近はスポンジ型に押されがちですが、パウダーの密着度はパフの方が上だったりします。

100均vs高級品を徹底比較

実際にサロンで使い比べてみた結果をまとめました。

比較項目100均スポンジ高級品(2,000〜3,000円)
弾力やや硬め。水で膨らむがすぐ戻るもっちり弾力。水で膨らんで長時間キープ
きめ細かさ表面にやや粗さがあるきめ細かく滑らか
吸水量少なめ。ファンデを多く吸い込む適度に吸水し、ファンデの吸い込みが少ない
仕上がりやや厚塗り感が出やすい薄く均一に密着。ツヤ肌仕上がり
耐久性2〜3週間でヘタる正しく使えば2〜3ヶ月
衛生面内部にカビが生えやすい抗菌加工ありの製品も

検証結果

正直に言って、100均スポンジでも「使えない」ということはありません。ただ、高級品は1回あたりのファンデーション消費量が少なく済むので、実はランニングコストで見ると大差ないことも。毎日使うものだからこそ、品質に投資する価値はあるとわたしは思います。

正しい使い方

ステップ1:水で濡らして絞る

これが一番大事なポイント。乾いたまま使う方が多いんですが、ビューティーブレンダーは水を含ませて1.5倍くらいに膨らんだ状態で使うのが正解です。ファンデーションの余分な吸い込みを防いで、薄く均一に仕上がります。

ステップ2:バウンス(トントン)で塗る

こすらず、肌の上でポンポンとバウンスさせるように。サロンではこの動きを「スタンプ押し」と呼んでいます。力を入れず、スポンジの弾力に任せるのがコツですよ。

ステップ3:先端で細部を仕上げる

目の下のクマ、小鼻のキワ、口角まわりなど。先端部分を使って、トントンと叩き込むようになじませてください。

スポンジの洗い方と交換時期

スポンジは毎回使用後に洗うのが理想です。内部に雑菌が繁殖しやすいので、お客さんに「面倒でも洗って!」といつもお伝えしています。

洗い方の手順

  1. ぬるま湯でスポンジを濡らす
  2. 中性洗剤(食器用でもOK)を少量つけてもみ洗い
  3. 色が出なくなるまで何度もすすぐ
  4. タオルで水気をやさしく押さえる
  5. 通気性の良い場所で自然乾燥(密閉容器に入れない)

専用のスポンジクリーナーも売っていますが、中性洗剤で十分キレイになります。サロンでは1日の終わりに全スポンジを一気に洗うのがルーティンなんです。

交換時期の見極め方

  • 交換目安:1〜3ヶ月(表面がボロボロ・弾力がなくなったら即交換)
  • 洗っても色が落ちない、ニオイがする場合も交換のサイン
  • ちぎれや亀裂が入ったら雑菌の温床になるのですぐ処分

よくある質問

Q. ブラシとスポンジ、どう使い分ける?

A. リキッドやクリームファンデはスポンジ、パウダーはブラシがおすすめ。ツヤ肌ならスポンジ、マット肌ならブラシという使い分けもありますよ。

Q. 電子レンジで除菌できる?

A. SNSで見かけますが、わたしはおすすめしません。スポンジの素材が劣化する可能性がありますし、中性洗剤で丁寧に洗えば十分清潔に保てます。

まとめ

ビューティーブレンダーは「水で濡らして使う」が最大のポイント。100均でも試せますが、仕上がりと衛生面を考えると2,000円前後の品質の良いものを定期交換するのが結局おすすめです。メイクブラシと使い分けて、ベースメイクのクオリティをワンランク上げてみてくださいね。

朋子のサロンメモ
サロンで使っているスポンジは1日で交換します。さすがに自宅でそこまでは必要ないですが、「1週間以上同じスポンジを洗わずに使う」のだけは避けてほしいんです。肌荒れの原因がスポンジの雑菌だった、というケースは本当に多いですよ。